SHUON-AN IKKYU-JI酬恩庵 一休寺
HISTORY
当時の元の名は妙勝寺であって、鎌倉時代、臨済宗の高僧大應国師(南浦紹明)が中国の虚堂和尚に禅を学び、帰朝後禅の道場をここに建てたのが始めである。然るにその後、元弘の戦火にかかり復興もならずにいたものを、六代の法孫に当たる一休禅師が康正年中(1455〜6年)、宗祖の遺風を慕って堂宇を再興し、師恩にむくいる意味で「酬恩庵」と命名した。禅師はここで後半の生涯を送り八十一歳で大徳寺住職となった時もこの寺から通われたのであり、文明13年(1481年)11月21日八十八歳の高齢を以って当寺において示寂され遺骨は当所に葬られたのである。このように禅師が晩年を過ごされたことにより「一休寺」の通称が知られるに至ったのである。
INFORMATION
- 寺院名称
- 酬恩庵 一休寺(しゅうおんあん いっきゅうじ)
- 所在地
- 〒610-0341 京都府京田辺市薪里ノ内102 Google maps
- 拝観時間
- 9:00~17:00(宝物殿 9:30~16:30)
- 拝観料
- 大人 500円(中学生以上) / 小人 250円 / 団体大人 450円(30名様以上) / 団体小人 225円
※説明を希望される団体の方は事前にお電話にて予約をお願いいたします。 - ご連絡先
- 電話:0774-62-0193 受付時間 9:00~17:00
- HP
- http://www.ikkyuji.org/
- SNS
- 試坐OK!
- 座蒲の試し坐りが可能です。拝観を楽しみながら是非、座蒲をお試しください。 座蒲一覧を見る
STAFF'S NOTE
2015年9月、枯山水庭園のライトアップを拝見し、とても感動いたしました。派手さはなく、静かで厳かで実に美しいライトアップでした。ライトアップについての詳細は【失われゆく山林、希望の光 一休寺の活動】をご覧ください。
2016年3月、一休寺周辺の「甘南備山」を散策してから一休寺にて精進料理と拝観を楽しみました。※精進料理は事前予約が必要です。
甘南備山は桜、木蓮、山吹などもチラホラ咲いており、春の日差しを感じる心地よい時期でした。9:00に京都駅に集合し、16:00に京都駅解散。日帰りのコースとしてはちょうど良いかと思います。
電車の場合、JR「京田辺駅」からはブラブラ歩いて約20分。近鉄「新田辺駅」からは約25分。途中、国道22号線沿いを歩きましたが、交通量が多く、歩道も狭いのでお気をつけください。
お土産は一休さん関連をはじめ、一休寺納豆や一休寺納豆をつかったブールドネージュで人気のお菓子「もくもくじ」などがあります。
その他詳しくは【酬恩庵 一休寺のホームページ】をご覧ください。
feel the ZEN スタッフより